73 行った事ある場所のミステリー小説を読む
20151219達成
 小説を読むのは中学2年生以来なので26年ぶりであろうか。書籍と言えば、実用書か雑誌、カタログくらいしか見ないので、活字にめっぽう弱い。国語が苦手で本を読むのが大嫌いなのである。たまに、ミステリー小説の話をしているのを聞いて、読んでみようと思ったのが目標設定のきっかけである。

 数ある小説の中で何を選択するか。かなり難しいが、行った事のある場所が出てくる方が親近感が湧くので、目標設定にしていたが、ついに良いのを見つけた。しかも、西村京太郎の十津川警部シリーズである。本は読まなくとも、テレビは見ているので、このシリーズは知っている。地元、南郷のTSUTAYA本売場に、滋賀地元特集コーナーがあって、そこに置かれていた。
ストーリーはあきない展開でサクサク読めた。毎日、通勤で自転車で通る石山寺やよく通る瀬田の唐橋が登場する。
唐橋が見えるレストランや喫茶店が出てきて、アドリアことか?と思ったりして、分からない場所よりも、やはり親近感がもてた。
ストーリーの最後には唐橋で10台のトラックやリムジン、パトカーがぶつかり合うところに、放水車が来て、ガソリンまいて火を付け、唐橋が無茶苦茶な状態になるが、そんなわけあるかいっ、しかも10mの風林火山の旗を唐橋に立てて、ちょっと展開に無理があるので笑えた。やはり自分には読書は向いていない。ゲームする方が楽しいし、小説読むなら資格や実用的な勉強の方をしたいからだ。26年後には自分は死んでいるので、小説を読むのは自分の生涯でこれが最後だろう。