29 2級湖川限定ボート免許を取得する

2級船舶でも湖川限定であれば1日で教習&試験にて免許をゲットできるということで前々から興味を持っていた。バス釣りは自己ベスト42cmでランカーサイズを釣るにはボートでないと厳しい。手漕ぎボートは悲惨なほどしんどいので、45000円の教習セットを申込んだ。盆休みの2013年8月12日に大津市堅田の琵琶湖岸にあるリブレボート教室へ。当日は猛暑日でボート上野外教習はハッキリ言って熱中症寸前だった。8時から10時は学科講習、10時から12時は実技講習。午後に学科と実技の国家試験というスケジュールだ。
学科は自動車免許と同じようなレベルで楽勝、絶対に満点合格のはずだ。問題は実技。講習で初めて船外機付ボートに乗り運転。自動車で例えると、運転操作も十分に教わっていないのに、いきなり路上にださされるようなものだ。19人中、15人は運転経験者らしく、なかなか慣れずに苦労した。しかも、教官が60くらいのコテコテのおばちゃん。何度も怒られ、しかも2時間の中で試験をクリアできるだけの確認や運転、試験内容を覚えないといけないので、これだけ必至になったのは産まれて初めてかもしれない。
ロープワークや船体確認、操作、係留、解らんはOKだが、人名救助と着岸に関しては緊張だ。試験で自分が気づいた失敗は2つ。1つ目は、人命救助で中立しないままブイを引き上げてしまっって、やりなおし。もう1つは、着岸でオーバーした時、後退と前進を間違ったことだ。それでも、合格することができ、これで船長の仲間入りだ。
航行区域が湖と川、指定海域に限定されるが、海は乗り物酔いするので琵琶湖だけで十分。5トン未満、20.4馬力未満の船を運転できるようになったのだ。これで人は僕のことを陸上でも船長と呼ぶだろう、いや呼ばせる。
ボートを買う余裕はないので当然レンタルだが、借りようと思っている船は2台を合体したダブルドラゴンと呼ばれる15馬力の船と決めている。12歳未満の子供は0.5人なので、定員3名の場合、大人2名と子供2名で家族が乗れる。1日13000円は高いが死ぬまでに数十回は借りることになるだろう。